全負荷型と特定負荷型の違い|停電時に使える機器
停電時に家中使えると思っていたのに一部だけ、という失敗は負荷方式の確認不足で起きます。
家庭用蓄電池は本体・工事込みで120万〜250万円程度が目安になる高額設備です。全負荷型は停電時に家全体へ給電しやすく、特定負荷型はあらかじめ選んだ回路だけに給電します。SIIの令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業では、家庭用蓄電システムの機器代・工事費等が対象で、補助上限は1申請60万円と公表されています。住宅設備工事なので事前申請必須、契約前に補助金確認が必要です。
全負荷型の特徴
全負荷型は停電時に分電盤全体へ給電できる構成で、照明、冷蔵庫、通信機器、エアコンなどを広く使いやすいのが利点です。オール電化や在宅介護、在宅勤務で停電対応を重視する家庭に向きます。ただし本体価格や工事費が高くなりやすく、使える時間は蓄電容量と消費電力に左右されます。家中を無制限に使えるわけではありません。 この記事の「蓄電池 全負荷型 特定負荷型」に関する価格帯や補助額は、2026年5月時点で確認できるSIIのDR家庭用蓄電池事業と、自治体の太陽光・蓄電池同時導入補助制度を照合した目安です。実際の販売価格や補助対象経費は、地域、施工条件、在庫、年度予算で変わるため、最終判断は公式要項と見積書で確認してください。
特定負荷型の特徴
特定負荷型は、冷蔵庫、照明、通信機器など停電時に必要な回路を選んで給電します。費用を抑えやすく、停電時の電力消費も管理しやすい一方、対象外の部屋や大型機器は使えません。災害時に何を優先するかを家族で決め、停電時専用コンセントや分電盤の構成を事前に確認しましょう。 費用を見るときは、蓄電容量、全負荷・特定負荷、工事費、分電盤改修、DRメニュー参加条件を分けて考えると比較しやすくなります。補助金で本体代が下がっても、維持費や付帯工事、必要書類の準備が残る場合があります。見積書や領収書は内訳が分かる形で残しておくと、申請時の差し戻しを減らせます。
容量と使える時間
蓄電容量が大きいほど長時間使えますが、価格も上がります。冷蔵庫、照明、スマートフォン充電、Wi-Fi程度なら小容量でもしのげる場合がありますが、エアコンやIHを使うと消費が大きくなります。停電時に何時間、何を使うかを具体的に書き出し、業者のシミュレーションに反映してもらうことが重要です。 補助金申請では、対象製品、共同実施事業者、アグリゲーター、小売電気事業者、見積書などが求められることがあります。本サイトの自治体一覧ページでは補助率、上限額、申請時期、公式ページへの導線を整理しているため、商品比較や業者選びの前に制度の有無を確認できます。
補助金の対象条件
SIIのDR家庭用蓄電池事業は、DRに活用可能な家庭用蓄電システム導入を支援する制度で、予算上限到達時は期間内でも終了します。対象製品や共同実施事業者の登録も確認が必要です。本サイトの『蓄電池補助金がある自治体一覧』で国制度と自治体制度を確認し、事前申請必須、契約前に補助金確認を行ってください。 全負荷型と特定負荷型の違い|停電時に使える機器で特に注意したいのは、交付申請期間、予算到達、登録事業者の対応可否を契約前に確認する必要です。制度によっては年度途中で受付終了、対象製品の更新、必要書類の変更が起きます。工事や高額設備は、交付申請、契約、施工、完了報告の順番を崩さないよう確認しましょう。
選び方は防災目的から
日常の電気代削減だけでなく、防災で何を守りたいかを軸に選びます。在宅医療機器、冷蔵庫、通信、ペットの空調、夜間照明など優先順位は家庭ごとに違います。全負荷型が安心な家庭もあれば、特定負荷型で十分な家庭もあります。特定メーカーや型番ではなく、容量、負荷方式、保証、補助対象登録を基準に選びましょう。 最後に、補助金は家計負担を下げる手段であり、商品や工事そのものの必要性を保証するものではありません。停電時に家全体が使えるとは限らず、負荷方式と使いたい機器の照合が必要な点も踏まえ、迷う場合は自治体担当課、登録事業者、専門店に候補資料を見せて確認してください。
根拠・確認先
本記事の制度・数値は、記事更新日(2026-05-06)時点で以下の公式情報を確認し、価格帯は市場相場の目安として記載しています。
- SII DR家庭用蓄電池事業 事業概要
補助上限、対象経費、公募期間、登録情報の確認に使用。
実際にこの補助金が使える自治体
本サイトで確認している主要自治体の制度例。お住まいの自治体は下のリンクから検索できます。
DR家庭用蓄電池導入補助(令和7年度)
知多市住宅用ゼロカーボンシティ推進設備導入促進補助金
令和8年度 住宅用地球温暖化対策設備導入費補助金(リチウムイオン蓄電池)
住宅用地球温暖化対策設備導入促進補助金
2026年度一宮市住宅用地球温暖化対策設備設置補助金(蓄電システム)
住宅用リチウムイオン蓄電システム
令和8年度長久手市住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金
よくある質問
全負荷型なら停電時に何でも使えますか?
家全体に給電しやすい方式ですが、蓄電容量と出力に限界があります。エアコンやIHなど大きな負荷を同時に使うと短時間で残量が減ります。
特定負荷型は後から回路変更できますか?
工事内容によります。変更には分電盤工事が必要な場合があるため、導入前に停電時に使いたい機器を具体的に決めておきましょう。
DR補助金は誰でも使えますか?
対象製品、事業者、DR活用などの要件があります。SII公式の公募要領と自治体条件を確認し、契約前に申請手順を整理してください。
お住まいの自治体の補助金を確認する
補助金ナビは全国の自治体の補助金情報を整理しています。蓄電池カテゴリだけでなく、複数の補助金を横断して確認できます。